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岩沼市水道水の放射性ストロンチウムの検査 [水道水]

岩沼市には水道水の放射性セシウム等の精密な検査を検討するようお願いをしていますが、放射能から岩沼を守る会としても、今回、放射性ストロンチウムの検査を行うこととしました。
  検体は3個
  阿武隈川表流水(玉崎浄水場の取水口あたりの表流水を採取)
  玉崎浄水場 
  南部山浄水場   

同じような阿武隈川取水水道水の精密分析は放射能から命を守る宮城県南部の会が実施されています。(参照 「水道水の放射能検査結果」) 今回は浄水にあわせて、阿武隈川の原水も採取して検査をします。

 分析は同位体研究所に依頼する予定で、それには岩沼市民の方からいただいた寄付金等を使わせていただきます。深く感謝いたします。

以下、水道水に関する知識
1)放射性セシウムは水溶性
2)岩沼市水道水の水源
3)水道水放射能の分析結果
4)もっと精密な検査はできないの?
5)他の核種の分析は?

1) 放射性セシウムは水溶性?
  放射性セシウムは「水には溶けない」と聞いていたが、セシウムは「水に溶ける」。ウラジミール・バベンコ書「自分と子どもを放射能から守るには」によると「放射性セシウムは水に溶けやすく、油種類とは結合しない」とある。岡山博(仙台日赤病院)先生も水に溶けると言われている。
 「自分と子どもを放射能から守るには」にはキッチンで放射能を減らす方法のひとつで、水にさらすことで水に溶け出すとあり、2%食塩水(20g/1L)を使っている。
参考  塩分は?  海水 35g/1L
    生理食塩水     9g/1L 
 浄水過程で発生する汚泥は8000Bq/kgで、かなり汚染大な汚染物質が玉崎浄水場に積まれてはいる。その分だけ、玉崎浄水場で水道水をきれいにするため、日夜奮闘されていることには感謝するが、だが、「水に溶けない」ということで、我々は安心しているのではないか? 

2)岩沼市水道水の水源は?

我々、飲んでいる水道水は、以下の二つの浄水をブレンドされている。
             南部山浄水場(七ヶ宿ダムを水源) :7割、
             玉崎浄水場(阿武隈川玉崎が水源): 3割
根方でブレンドされ、各家庭へ供給。
夏場など、水道使用量が増えると阿武隈川からの取水が増えるという話。今年の夏は節水かどうか? 夏場には総量も増えず、7:3の割合は続いている。(みんな、飲料水はペットボットで買っているのかな?)
abukuma179.jpg
*南部山浄水場(仙南・仙塩広域水道事業)
南部山浄水場は阿武隈川水系の白石川の上流の七ヶ宿ダムを水源とする浄水場で、蔵王連峰からの水ですね。南部山浄水場の空間放射線量は0.15から0.25μS/h程度です。
http://www.pref.miyagi.jp/ss-kousui/ 
 

*玉崎浄水場 (岩沼市水道事業)
岩沼市玉崎の阿武隈川から取水している。河口に近いのだが、堰があるので、海水はやってこないのか? 
玉崎浄水場の手前で七ヶ宿ダム水源と同じ白石川が合流してくる。これは少し汚染が少なくなるのかな?
 阿武隈川原水のセシウム検査はずっとやっているが、セシウム分析値が最大値になったのは事故直後ではなく、昨年の9月あたりです。川底の土砂には放射性セシウムが大量に吸着しているままか。ゆっくり流れている場合は良いが、大雨などで攪拌されたりすると危険だな。

参考 :基本高水ピーク流量
阿武隈川は、福島市では5,800m3/s 宮城県に入り、摺上川、広瀬川や白石川(2100m3/s)の水量を加え、岩沼では9200m3/s 

3)水道水放射能の分析結果は?
http://www.r-info-miyagi.jp/r-info/water/
岩沼市水道事業では、放射性セシウムは不検出(1.2未満)(2012/7/11)、仙南・仙塩広域水道事業所南部山浄水場(2012/8/6)では不検出(0.6未満)となっている。
国の飲料水基準は10Bq/L以下で、岩沼市としても1Bq/Lを目標にやっており、それもクリアしているという。
しかし、「検出されない」のではなく、「検出されていない」のではないか? もっと詳しく調べれば出てくる? 

4)もっと精密な検査はできないの?
民間の同位体研究所のホームページから引用
―――――――――――――――――――――――――――     
放射性セシウム精密検査(海水、水中の放射性セシウムの濃縮精密検査)
固相抽出法による陸水・海水の放射性セシウム濃縮回収による精密測定(ゲルマニウム半導体検出器)
定量下限: 0.09 Bq/L (3L濃縮)〜0.013 Bq/L (20L濃縮)
35,000円〜45,000(税別)
定量下限: 0.09 Bq/L (3L濃縮)〜0.013 Bq/L (20L濃縮)ということなので、
現行の測定で「不検出(1.2未満)」も、この方法で図れば「不検出」でなくなるかも?

チェルノブイリ事故後、ドイツ、バイエルンでの測定を見ても、飲料水のレベルでは0.01Bq/Lオーダーまで測定をやっている。 
飲料水は青のラインです。
参考図飲料水.png

5)他の核種の分析は

トリチウムやストロンチウムはやっているのか? 
*福島県のトリチウム分析
http://www.pref.fukushima.jp/j/tritium111115-111215.pdf
*文科省のストロンチウム分析
福島近県でやっているのだが、肝心の福島、宮城はデータがない。

*中日新聞ストロンチウム検出 安心確保へ監視が必要
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20120727152138341
引用
「ストロンチウム90の測定は複雑で時間がかかる。このため食品検査ではセシウム137を測り、ストロンチウム90やプルトニウムは自動的にセシウム137の12%が含まれると仮定している。甲斐倫明・大分県立看護科学大教授は「実際に含まれている量は、基準の12%より低いレベルだと思うが、言うだけでなく実測して示していくべきだ」と指摘する。
 
ストロンチウムはセシウムの12%と仮定? の話は初耳だが、いずれにしても、現代の技術水準で出来るかぎり実測しておくことが我々の努めだと思います。

 

阿武隈川取水の水道水は本当に安心できるの? その2 [水道水]

福島第一原発事故は、いろいろと厄介な物をばらまいた。ヨウ素、セシウム、ストロンチウム、プルトニウム、それに「トリチウム」というのものだ。これは核融合の原料となるものらしいが、今の水道水の中にもある。
(トリチウムの毒性・危険性は、2011年12月28日のNHKの番組「低線量被ばく 揺らぐ国際基準 追跡!真相ファイル」で報道がされた。)
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 福島県と国は、最近になって(5月21日)、トリチウム(H-3)やセシウム(Cs-134 Cs-137)等の放射性核種(調査地点数 51地点 河川水35地点 湖沼・ダム水13地点 上水3地点 )の分析結果を公表した。
(福島民報の記事http://www.minyu-net.com/news/news/0522/news6.html
今頃になって、始めてのトリチウム分析結果発表です。
県と国の発表資料は以下を参照下さい。
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/contents/6000/5317/24/119_120523.pdf

セシウムはすべて不検出だが、少量のトリチウムが検出されている。  もちろん、阿武隈川にても検出されている。福島県の全域の河川、湖沼・ダム、上水で分析を行っている。この阿武隈川の水を岩沼市を飲料水としている(南部山とのブレンド)ので、セシウムのみならず、トリチウムの分析も要求していかねば!!!  
要注意 *本分析における放射性濃度の検出限界値(トリチウム:約0.35Bq/L、セシウム134・137:共に約2Bq/L)を下回る場合は、不検出と記載。

文より引用------------------------------------------------------

「上水の放射性核種分析の結果少量のトリチウムが検出されたが、このトリチウムを含む水を乳幼児で1日1リットル、成人が1日1.65リットル、1年間飲み続けた場合の預託実効線量 は、乳幼児の場合で0.000025ミリ ※2シーベルト程度 成人の場合で0 .000015ミリシーベルト程度と評価され、放射性物質を含む食品の基準設定に際し、許容された年間1ミリシーベルトの4万分の1程度以下と非常に小さかった。」

「※1 トリチウム:主に水分として体内に取り込まれやすい水素の同位体。β線放出核種であり、半減期約12年。宇宙線による核反応でも生じるため 自然界に存在する 、 。
-------------------------------------------------------------

別の資料-1 「原子力資料資料室」で見てみると
http://cnic.jp/modules/radioactivity/index.php?cat_id=1
引用文
「最近の雨水中のトリチウム濃度を2ベクレル/リットルとして、この水を1年間摂取すると、実効線量は約0.00004ミリシーベルトになる。ふつうの人がトリチウムによって受ける年間実効線量はこの程度であろう。」

「頻繁におこなわれた大気圏内核実験の影響が大きかった1960年代半ばの降雨中の濃度は100ベクレル/リットルになっていた。」

別の資料-2
トリチウム、水、そして環境
http://homepage3.nifty.com/anshin-kagaku/sub040208saitou.htm

以下引用
「今日、われわれを含めた地上生物の体内の水に含まれるトリチウム濃度はおよそ1リットル当たりおよそ1ベクレルの程度である。」

「体内のトリチウム水濃度が、半分になる時問は動物のからだが大きくなるほど長くて、ヒトでは、約10日、マウスでは、約2.5日である。このように体内の放射能の量が半分になる時間のことを“生物的半減期”という。」
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別な資料-3
宮城県における環境水中トリチウム濃度調査
http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200902270558229500

      陸水試料中の濃度範囲は0.32-0.64Bq/l




阿武隈川取水のi岩沼市水道水は本当に安心できるの?  [水道水]

岩沼市玉崎浄水場にて面談(6月12日 午後3時)

阿武隈川取水と七ヶ宿ダム取水の水道水の精密検査について、話し合いました。
精密検査の必要性等(放射性物質高濃度の浄水発生汚泥、阿武隈川原水のセシウム濃度、精密な記録の必要性等)を話題に話を進める。  (放射能から岩沼を守る会から参加 3名) ( 提出資料 参照のこと)
------------------------------------結果
-----
1) 水道水精密検査に関する市の対応

 今回の私達の動きについては、玉崎浄水場から早速(前回 訪問からまもなく)、市のトップ、井口市長や副市長にも事情を話してくれて、感謝しております。
 市としては、水道水は基準の10Bq/kgを下まわり、現実には1Bq/kgを切っているので、これ以上は細かい検査はやらないとのこと。行政が動かないことは残念ですが、ただ、守る会として測定は自由にやって下さい、サンプルを提供することでした。

 結果は別としても、今回は 岩沼市トップにも少しでも通じたことで良かったと思います。「阿武隈川取水をやめて南部山100%を目指す」にしても、精密な水道水検査のデータが必要であり、今回は、その1歩になるかと思います。

2)サンプル依頼の件
  
 サンプル候補として
      七ヶ宿ダム浄水場 蛇口水
      玉崎浄水場     蛇口水
      阿武隈川原水 
等あります。各浄水場からのサンプルは玉崎浄水場で採取してもらえることとなった。 ただ、阿武隈川原水は取り入れ口付近から自分達で採取できる。どれだけを分析依頼するかは、費用等も考えて、決めていきたいと思います。

3)費用は?
もっと安くならないのかなと頭が痛いです。としても、後世に記録を留めるためにも、頑張って集めて分析しないと、子ども達に申し訳ない。 市民で集めるしかないか。 どれ位かかるかと言いますと

横浜の同位体研究所へ依頼した場合

     精密検査  例 
    定量下限 20L : 0.013 Bq/L
  (検査費用  2検体の場合、)
      セシウム濃縮   45,000*2=90,000
      ストロンチウム   35,000*2=70,000       
         計160,000円(税別)

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以下、資料

阿武隈川取水と七ヶ宿ダム取水の水道水の精密検査について以下のような案を企画中です。 
------------
(検査理由)
 岩沼市の水道水中の放射性物質 最新の測定結果(5月15日)では
セシウムは 玉崎浄水場 ;  不検出(1.3未満)  (財)宮城県公衆衛生協会
 仙南・仙塩広域水道事業 南部山浄水場 不検出(0.6未満) 宮城県
いずれも不検出となっているが、阿武隈川からに水道水は本当に安全
なのか市民の不安感は大きい。

分析結果の問題点
  1)浄水発生汚土の放射能測定値が非常に高い。
  6月広報にて、浄水土が何故高濃度かの説明が掲載された。
  内容は「浄水場の工程」のためとされているが、内容は分かりにくい。
  測定値は 最高27,192Bq/kg (H22.9-H23.4.14)で、最近の物でも8000Bq/kg 近く、油断が出来ない。
  
  2)水道水における放射能検査成績
   阿武隈川原水のデータ(セシウム)を見ると、最大値は事故直後
   でなくて23年9月21日 Cs-134 5.3 Cs-137 6.2)である。すなわち台風等の場合、ぐんと高くなる恐れあり、安心できない。   
   
   3)記録を残す
   チェルイノブイリ事故の後、ドイツ南部バイエルン地方での飲料水等の分析結果を見ると、阿武隈川から取水している岩沼市水道水も本当の分析記録を後生に残す必要がある。(¥参考グラフ 添付) 分析値は0.001Bq/.l まで測定している。
飲料水.png 
チェルノブイリ事故以後のドイツバイエルン地方での飲料水の放射能検査
引用先
有機農業における物質循環系に及ぼす放射性物質の影響
木村園子ドロテア
東京農工大学 大学院 農学研究院
精密な検査
阿武隈川から取水している岩沼市玉崎浄水場の水道水と七ヶ宿ダムから取水している仙南・仙塩広域水道事業 南部山浄水場との放射性物質コンタミのデータを取りたい。

(検査方法) 
その1  現在、分析している東北大学、もしくは (財)宮城県公衆衛生協会
   で精密な検査はできないか?
     (精密な検査とは? 例 
    定量下限 20L : 0.013 Bq/L
その2  検査依頼先 同位体研究所(横浜)

  サンプル候補として

       七ヶ宿ダム浄水場 蛇口水
       玉崎浄水場     蛇口水
       阿武隈川原水 
 検査内容
 放射性ストロンチウム(Sr-90及び89):
 放射性セシウム精密測定(水、海水)
   
サンプル入手方法  玉崎浄水場へ依頼
サンプル容量
      セシウム精密用  20 リットル
      ストロンチウム    2 リットル
(検査費用  2検体の場合、)
      セシウム   45,000*2=90,000
      ストロンチウム 35,000*2=70,000       
         計160,000円(税別)
    
    寄付金、カンパ等をあてる



岩沼市の水道水は安全n、安心ですか? [水道水]

岩沼市の水道 ?
 阿武隈川から取水しているので、原発事故以降、市民の不安は大きい。

実際の検査ではどうか?

  国の基準は10bq/kg以下  クリア 水道事業所では1bq/kgを目標にしているが、これもクリア
最新データでも、検出限界0.6未満だ。 東北大学等での測定だ。表流水、浄水と七ヶ宿からと混合した水道水とも。水道事業所は「安心して飲んで下さい」と言っている。

それでも、阿武隈川は不安!! 全部、南部山浄水場(七ヶ宿ダム)にしたらどうか?

1)
  岩沼の水道水は七ヶ宿ダムと阿武隈川との混合だ。 現在は、七ヶ宿9300トン/日,阿武隈川5000 トン/日、夏になると阿武隈川からの取水が増えて半々になる。
 コスト的にみると 阿武隈川 50円/トン、七ヶ宿ダム:200円/トン である。現在の混合率から全量七ヶ宿に変えると?値上げ幅は? 目安 例えば、3000円の水道代は約4000円見当に上がる?
これはここでの計算だから、大まかだが、何倍にも値上がりしない。

2)
 世の中には、もっと精密計測できるところないか? 
例えば 0.05レベルまで測ることは出来るはずだ。 事故前の計測はないのだが、事故前に戻すためには、かなりの精度で確認しないといけない。
例 
同位体研究所のホームページ
http://www.radio-isotope.jp/

放射性セシウム精密測定(水、海水)
定量下限: 3M セシウムRadDiskによる濃縮後、Ge半導体検出器測定
3L : 0.09 Bq/L
5L : 0.05 Bq/L
10L : 0.026 Bq/L
20L : 0.013 Bq/L
値段は 1検体45,000円(税別):( 濃縮水体積 5L以上20L以下 )高価ではあるが。

3)チェルノブイリに学ぶ
チェルノブイリ事故以後のドイツバイエルン地方での飲料水の放射能検査
引用先
有機農業における物質循環系に及ぼす放射性物質の影響
木村園子ドロテア
東京農工大学 大学院 農学研究院

飲料水.png

青いラインが「飲料水」
事故後は10Bq/l程度と高いが、1年後には0.1Bq/lまで下がる。5年もたつと0.01Bq/l程度に横ばいになる。このあたりまで落ちると事故前と同じか? 追跡調査では0.01Bq/lあたりまで測らないといけない。

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